施術の合間 長年やっている”はたおり”ですがが、最近数名に方から織ってみたいという声を頂きました。
妹は 強度のアレルギー体質で買った服が着れません。
それもあり、ハタオリを数年前にはじめ自分で糸から布を織りその後丁寧に手縫いで仕立てた洋服を普段は着ています。
シルク織りの柔らかい手触りと着心地の良さは何物に変えられず、着て過ごした日は、疲れが軽く、とても重宝しています。
シルクは痛みも軽減し、冬はあったっく、細いシルクで織った服は、この猛暑も耐えられます。
今回は、シルクのショールを体験してもらいました
縦糸の計算です。
これで長さ幅を決めていきます。
1本1本 糸を通していきます。
必ずスミレがヒザにのります。。。
はたおりは、縦糸と横糸を織っていき1枚の布にするのですが、
経糸を作るのが大変で難しく、使いたい色の糸だけ打合せしてこちらで準備しました。
この作業が1枚のショールにたいして2時間から3時間かかる根気のいる作業です。
準備した縦糸を好きな横糸を選んでさっとく織っていきます。
今回は皆さん クリーム糸や白の細いシルク糸がセットされています。
縦糸はほぼ同じ色なのに、選ぶ糸の個性があり、全く違うショールが織れていきます!
初めてなのに、みなさんかなり上手です!
だんだんリズムも良くなります!
一段 一段 かたかた織って時間はかかったけど
素晴らしい作品が仕上がりました
とても良い出来ばいです!
後日 自宅で最終的に仕上げた画像を送ってくれました。先端のふさふさに日本刺繍の糸と淡水パールをつけて仕上がりです。
繊細で素晴らしいです!
シルクは丈夫で長持ちします。
折りたたむと、かなり小さくなりバックに簡単に入ります。
大切に扱えば一生使えますので、今回の作品は一生の宝物になると思います!
大変だったかもしれませんが、とても楽しい時間でした!